ご案内
貯める時は、使うための「取り分け貯金」と、将来のための「殖やす貯金」を区別することが大切。
手取り収入の最低1割というのは、殖やす貯金のこと。
取り分け分は、これとは別に手当てする必要がある。
夢のための資金取り分け分にあてることができるが、ボーナスがない人や少ない人は、月々からやはり手取りの1割くらいを取り分けておこう。
口座をきちんと分けて、「殖やす貯金」からつい買い物代金や保険料を引き出してしまうことがないようにするのが賢明だ。
口座は最低4つ持つ。
生活口座、緊急費口座、取り分け口座、殖やす口座。
人間は、自分で思っている以上に意志が弱いから、貯めるべきお金を使い込んでしまわないためには、口座をきちんと分けることが必要だ。
1つめは生活口座。
給料の振込口座となっている普通預金をこれにあてる。
公共料金やクレジットカードの引き落としは、全部この口座で管理すると、この通帳を見るだけで、お金の流れがだいたい管理できる。
2つめは緊急費目座。
生活費1〜2ヵ月分を、銀行の定期預金にして、総合口座にする。
総合口座にしておけば、普通預金口座残高がゼロになっても、定期預金残高の90%まで借りて、引き出すことができる。
でも、しょっちゅう口座残高がマイナスになるのはバツ。
万一の事態にだけ、利用することを心がけよう。
3つめは取り分け口座だ。
銀行の貯薔預金かネット証券のMRF(120ページ)がいいだろう。
ボーナスの一部を入れてもいいし、毎月一定額を積み立ててもいい。
年収の1割くらいが目安。
4つめは殖やす口座だ。
給料天引きの財形貯蓄や、銀行の自動積立定期など「安全な商品」に、この章の後半で紹介する投資信託など「投資型の商品」を組み合わせよう。
これらをそれぞれの目的どおりに使えば、「アパートの史新料が払えない!」ということも、「将来のための貯蓄でテレビを買っちゃった」ということも避けられる。
それでも最終的にはある程度の意志の強さは必要だけどね。
殖やす口座B取り分け口座1%でも高い利回りをめざす。
いつまでも不況・デフレは続かない。生活口座は、利息がほとんどつかなくても困らない。
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